情報数理解析入門2・D
  --SPSSによるデータ処理--

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
久保山 哲二 准教授 2   第2学期 4

この授業の目的は、統計的分析手法についての理解を深め、実習を通して、それらに必要な技能を高めることにある。社会のさまざまなデータ、たとえば生活者・企業・経済のデータを分析していくための具体的な手法を学び、収集されたデータの整理から、集計、統計解析、そして分析結果の考察に至る一連の作業を実習する。ほぼ全時間実習である。

イントロダクション
SPSSの基本操作
SPSSによるデータの加工・集計
SPSSによる基本統計量の計算・グラフの描き方
SPSSによる統計的検定(1)χ自乗検定
SPSSによる統計的検定(2)t検定
SPSSによる統計的検定(3)一元配置分散分析
SPSSによる統計的検定(4)二元配置分散分析
SPSSによる分析(1)相関分析
10 SPSSによる分析(2)線型回帰分析
11 SPSSによる分析(3)判別分析
12 SPSSによる分析(4)因子分析
13 SPSSによる分析(5)クラスター分析
14 SPSSによる分析(6)多次元尺度構成法
15 SPSSによる分析(7)コンジョイント分析

解説を行った後、用意した練習問題等を使って実習を行っていく。SPSSを使ったt検定、χ自乗検定、分散分析、因子分析などの統計分析手法の解説・実習を行う予定。

レポートおよび出席状況
出席50%、レポート50%の予定。
ただし、受講態度によっては出席の比重を引き下げることもあります。
また、レポートの不正や、講義時の他の履修者の迷惑になる行為、講義と関係のない行為(ゲーム、インターネットなど)が発覚した場合、単位を与えません。

計算機センター発行のテキストの他、授業時にプリントを配布する予定。

授業時間内に適宜紹介する。

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。