担 当 者 | 単 位 数 | 配当年次 | 学 期 | 曜 日 | 時 限 |
越智 啓太 講師 | 4 | 2〜4 | 通年 | 火 | 1 |
1 | 犯罪心理学の枠組み 犯罪心理学を構成する犯罪原因論、捜査心理学、矯正心理学などの分野を概観し本講義の対象である犯罪者行動研究の位置づけを行う。 |
2 | 連続殺人(1) 連続殺人の概念、連続殺人捜査の困難性、連続殺人事件の事例 |
3 | 連続殺人(2) 連続殺人事件の事例、アメリカ連邦警察(FBI)による連続殺人のタイポロジー |
4 | 連続殺人(3) FBI方式によるプロファイリング、FBI方式のプロファイリング方法論と限界 |
5 | 連続殺人(4) ホルムズの動機を元にした連続殺人のタイポロジー |
6 | 連続殺人(5) 女性による連続殺人 |
7 | 連続殺人(6) リバプール方式のプロファイリング、リンク分析 |
8 | 大量殺人(1) 大量殺人の概念、大量殺人の事例 |
9 | 大量殺人(2) 大量殺人の事例、大量殺人のタイポロジー |
10 | 大量殺人(3) 大量殺人の動機、犯人の行動パターン、証拠に基づいた防犯 |
11 | テロリズム(1) 政治テロリスト(とくに左翼)の動機と行動パターン、政治テロの事例 |
12 | テロリズム(2) 政治テロリスト(とくに右翼)の動機と行動パターン、政治テロの事例 |
13 | テロリズム(3) 原理主義的宗教テロリズム、犯人の行動パターン、自爆型テロ |
14 | テロリズム(4) 新興宗教における宗教テロリズム、個人的思想に基づいたテロリズム、新しい種類のテロリズム |
15 | テロリズム(5) テロリストとの交渉、人質交渉、突入の意志決定と危険性の査定 |
16 | 子どもに対する性犯罪(1) 子どもに対する性犯罪の概念、犯人の特性、被害者の特性 |
17 | 子どもに対する性犯罪(2) 犯人の行動パターンと手口、犯罪場所の特徴 |
18 | 子どもに対する性犯罪(3) 子どもに対する性犯罪の防犯手法、子どもからの証言聴取技法 |
19 | 子どもに対する性犯罪(4) 性犯罪者の矯正手法、性犯罪者に対する社会防衛 |
20 | ストーキング(1) ストーキングの概念、ストーカーのタイポロジー |
21 | ストーキング(2) 拒絶型ストーカー・憎悪型ストーカーの特性と行動パターン |
22 | ストーキング(3) 親密希求型ストーカー・無資格型ストーカーの特性と行動パターン |
23 | ストーキング(4) スターストーカー、ストーキング犯人のリスクの査定 |
24 | 非行(1) 非行の処遇システムと非行の現状 |
25 | 非行(2) アノミー理論、分化的学習理論 |
26 | 非行(3) 社会的コントロール理論 |
27 | 非行(4) 漂流理論、ラベリング理論 |
28 | 非行(5) 犯罪の発達類型論、自尊心・ナルチシズムと攻撃性 |
29 | 犯罪捜査心理学の未来(1) プロファイリングの新しいテクノロジー |
30 | 犯罪捜査心理学の未来(2) 犯罪捜査支援のための先進技術、中枢指標を用いた虚偽検出 |