社会心理学ゼミナールD

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
竹村 和久 講師 4 3〜4 通年 2

授業の目的・内容

本授業の目的は、社会的状況におけるさまざまな認知、感情、意思決定、行動に関する理解を深め、それらの研究の方法論を教材を通じて学習することを目的とする。特に行動意思決定論についてのテキストを輪読する。また、それらの研究におけるさまざまな議論を理解することも目的としている。さらには、社会行動の観察や野外実験なども行う予定である。

授業計画

社会心理学とは何か・自己紹介
行動意思決定論と社会心理学
行動意思決定理論についての演習1
行動意思決定理論についての演習2
行動意思決定理論についての演習3
行動意思決定理論についての演習4
行動意思決定理論についての演習5
行動意思決定理論の諸研究の文献演習1
行動意思決定理論の諸研究の文献演習2
10 行動意思決定理論の諸研究の文献演習3
11 行動意思決定理論の諸研究の文献演習4
12 行動意思決定理論の諸研究の文献演習5
13 規範的意思決定理論の文献演習1
14 規範的意思決定理論の文献演習2
15 規範的意思決定理論の文献演習3
16 規範的意思決定理論の文献演習4
17 規範的意思決定理論の文献演習5
18 消費者行動研究の文献演習1
19 消費者行動研究の文献演習2
20 消費者行動研究の文献演習3
21 消費者行動研究の文献演習4
22 消費者行動研究の文献演習5
23 社会状況における調査研究1
24 社会状況における調査研究2
25 社会状況における調査研究3
26 社会心理学の実務的応用1
27 社会心理学の実務的応用2
28 社会心理学の実務的応用3
29 社会心理学の今度の展望
30 総括
上記内容は目安である。テキストの輪読も授業中に行う。

授業方法

授業は、テキストについては学生の発表、討論を中心に進める。授業前までに学生は準備して、発表することを期待されている。また授業中、任意に学生を指名して、意見を求めたり、発表を行ってもらったりする。また、グループでの共同作業などもしてもらう予定である。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する

教科書

竹村和久行動意思決定論—経済行動の心理学第1版、日本評論社2009年、ISBN:978−4−535-55477-1
他は授業時に指示する。

参考文献

亀田達也・村田光二複雑さに挑む社会心理学有斐閣2000
永田良昭人の社会性とは何かミネルヴァ書房2003
竹村和久新しい社会心理学のかたち誠信書房2004
竹村和久消費行動の社会心理学北大路書房2000
唐沢かおり社会心理学』(朝倉心理学講座朝倉書店2005
山口裕幸・高橋潔・ 芳賀繁・ 竹村和久/著産業・組織心理学−経営とワークライフに生かそう!』(有斐閣アルマ有斐閣2006
他にも授業時に指示する。

その他

初等的な心理学の知識、初等的な統計学、高校生程度の数学の知識、統計パッケージソフトを使えることを前提に授業する。
積極的で熱心な学生を期待する。
連絡先は下記のとおりである。
162-8644 東京都新宿区戸山1−24−1 早稲田大学文学部心理学教室 竹村和久
TEL 03 5286 3549
E-mail kazupsy@waseda.jp