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学習心理学(経験による環境への適応過程)
| 担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
| 濱村 良久 講師 |
4 |
1〜4 |
通年 |
土 |
2 |

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あなたが心理学に向かうきっかけとなった「あるもの」とは、経験や努力によって絶対に変えられないものでしょうか?もし変えられるものであるとすれば、それは学習心理学の領域であるかもしれません。
自分や彼は、どうしてそういう行動を取る(または取らざるを得ない)ようになったのでしょうか。もし彼が「周りがこうだから仕方がない」と言うならば、彼の行動は彼の現在の環境(周り)になんとか適応しようとした結果でしょう。しかし神様の目から見ると、彼は環境(周り)に操られているように見えるかもしれません。何を変えれば、私たちは自分や他人の「不適応」かつ「自分でも不本意な」行動を変えられるでしょうか。
学習心理学とは、私たちの現在の行動はどのような環境や経験、適応の結果なのかを考え、私たちの行動を実際に左右しているものは何か、それを変えるにはどうすればいいのかを研究する学問です。

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| 1 |
学習心理学とは何か |
| 2 |
環境への適応 |
| 3 |
古典的条件づけ1 |
| 4 |
古典的条件づけ2 |
| 5 |
性格と古典的条件づけ |
| 6 |
オペラント条件づけ1 |
| 7 |
オペラント条件づけ2 |
| 8 |
オペラント条件づけ3 |
| 9 |
強化スケジュール1 |
| 10 |
強化スケジュール2 |
| 11 |
恐怖と回避行動1 |
| 12 |
恐怖と回避行動2 |
| 13 |
罰1 |
| 14 |
罰2 |
| 15 |
ほめと叱りへの応用1 |
| 16 |
ほめと叱りへの応用2 |
| 17 |
刺激性制御 |
| 18 |
概念形成 |
| 19 |
観察学習1 |
| 20 |
観察学習2 |
| 21 |
運動学習1 |
| 22 |
運動学習2 |
| 23 |
選択行動1 |
| 24 |
選択行動2 |
| 25 |
比較認知1 |
| 26 |
比較認知2 |
| 27 |
高次認知過程と言語 |
| 28 |
まとめ |

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教科書と配付資料をもとに、講義形式で授業を行います。また毎回、出席調査を兼ねて質問・意見を書いてもらいます。出された質問については次回の授業の冒頭に取りあげます。積極的に質問・意見を出してくれることを望みます。質問・意見は電子メール(hamamura@nda.ac.jp)でも受け付けます。

- 第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
- 第1学期(レポート)

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メイザー『メイザーの学習と行動 日本語版第3版』二瓶社、2008年
教科書はやや専門的に書かれているので、初めは読んでもすぐには理解できないかもしれません。しかしこれらの研究も、学生の皆さんと同じような日常の「心」への関心から始まったのです。
彼らは何を知りたくて学習心理学を研究し始めたのか?
彼らはどのような答を手に入れることができたのか?
その答は彼らが当初かかえていた問題とどうかかわっていたのか?
この授業が、学生の皆さんが今まで持っていた心理学への関心と、実際の心理学の研究をつなぐ架け橋になれたらと思います。

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参考文献は授業時に指示します。

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授業、レポート、テスト、その他についての質問は、電子メール(hamamura@nda.ac.jp)でいつでも受け付けます。学生のメールには必ず返事を出しますが、どの授業の質問か分からないことがよくあり、また迷惑メールと判別がつきにくいので、題名に必ず氏名と授業名(学習心理学)を入れて下さい。携帯からのメールには返信文字数制限を記入し、パソコンメールからの受信拒否を設定している場合は一時的に解除してください。匿名のメールおよび添付ファイルはウィルス対策のため読まずに削除しますので、注意して下さい。