アーカイブズ・マネジメント論研究II
現用と非現用公文書類の管理

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
山 正也 講師 2 D/M 第2学期 6

授業の目的・内容

国立公文書館を例に、公文書管理、並びに公文書館運営の実態をできるだけ具体的な事例に即して、考えることで、プロフェッショナルアーキビストとしての基礎的な公文書館問題へアプローチするための視座を養成したい。

授業計画

情報の管理と公文書管理;オリエンテーション
日本の公文書管理の現状;主要諸外国との比較を中心に
文書のライフサイクルとその管理
記録管理とアーカイブズ
情報サービスの理論;検索の基礎理論
情報サービスの理論;デジタル化による変容
情報サービスの理論;公開基準
我が国公文書管理の実態と内閣府の取組
公文書管理法の概要
10 明治以降の公文書管理の変遷
11 ドキュメントとレコード
12 プロフェッショナル・アーキビスト
13 予備日

授業方法

ゼミ形式で、毎回その回の担当者がその日のテーマに関する先行研究文献とその内容を紹介し、受講者全員でその内容を検討する。

成績評価の方法

平常点と出席点の総合

教科書

高山正也公文書ルネッサンス国立印刷局2004
「公文書等の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会」報告書内閣府2004
公文書管理の在り方等に関する有識者会議「時を貫く記録としての公文書管理の在り方」内閣府2008
逐条解説公文書管理法ぎょうせい2009年、ISBN:9784324088890
岡本信一・植草泰彦Q&A公文書管理法ぎょうせい2009年、ISBN:9784324088883
図書館や研究室で入手不能な文献で必要なものがあれば、事前に授業担当者まで連絡してください。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。