アーカイブズ・マネジメント論演習I
アーカイブズ整理記述論

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
第1学期 大友 一雄 講師
第2学期 加藤 聖文 講師
4 D/M 通年 5

授業の目的・内容

「アーカイブズ学理論研究」で講じられる理論と原則を前提に、アーカイブズを科学的に整理記述するための方法について知識と技術を習得することを目標とする。授業は下記のような講義・演習形式による。
1.第1学期においては、アーカイブズ整理記述概論において整理記述の歴史、現代の整理記述論、アーカイブズの階層構造など基本的な知識を習得したうえで、初歩的な基礎演習を行う。
2.第2学期においては、整理記述の実習を行う。具体的にはアーカイブズの整理記述における特徴を理解したうえで、特定のアーカイブズ(井上寛生文書)の編成記述・階層構造分析を行う。また、関連してアーカイブズの分析手続、分析結果について報告を行うものとする。まとめにおいては、整理記述論について総括するとともに情報検索システム、保存および公開措置などについて展望したい。

授業計画

ガイダンス:授業の目的と年間計画
アーカイブズ整理記述概論:整理記述の歴史
アーカイブズ整理記述概論:現代の整理記述論1
アーカイブズ整理記述概論:現代の整理記述論2
アーカイブズ整理記述概論:アーカイブズの階層構造1
アーカイブズ整理記述概論:アーカイブズの階層構造2
整理記述論による基礎演習1
整理記述論による基礎演習2
整理記述論による基礎演習3
10 整理記述論による基礎演習4
11 整理記述論による基礎演習5
12 実習に向けた準備作業1
13 実習に向けた準備作業2
14 アーカイブズ編成記述実習1
15 アーカイブズ編成記述実習2
16 アーカイブズ編成記述実習3
17 アーカイブズ編成記述実習4
18 アーカイブズ編成記述実習5
19 実習成果発表1
20 実習成果発表2
21 実習成果発表3
22 実習成果発表4
23 実習成果発表5
24 まとめ:討論1
25 まとめ:討論2
26 まとめ:情報検索システムおよび保存措置への展望
27 まとめ:収集と整理基準および公開をめぐる課題

授業方法

第1学期は講義と基礎演習、第2学期は実際のアーカイブズを使った実習および各自による報告を中心とする。

成績評価の方法

報告発表および平常点
与えられた課題に基づいた報告発表等によって成績評価を行う。

教科書

授業時に指示する。

参考文献

授業時に指示する。