犯罪学入門

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
津村 政孝 教授 2 1~4 第2学期 2

授業の目的・内容

犯罪学は人はなぜ犯罪を犯すのかという犯罪の原因を探求する学問分野です。生物学や心理学、社会学など、さまざまな学問分野の成果に依拠しながら、発展しています。古典的、代表的な研究は刑事学の授業で詳しく紹介されます。もう少し最近の研究(「割れ窓理論」もその1つです)を紹介して、関心をもってもらおうというのが、この授業の目的です。1昨年は心理学的アプローチ、昨年は生物学的アプローチを中心にしました。本年度は社会学的アプローチを中心にした授業にしたいと思います。Bernard, Snipes and Gerould, Vold's Theoretical Criminology(6th Ed. 2010)を基礎にして授業を行う予定です。

授業計画

犯罪学とはどういう学問か?
生物学的要素と犯罪行動
心理学的要素と犯罪行動
犯罪と経済的条件
近隣と犯罪
緊張理論
学習理論
社会統制理論
現代の古典派:抑止、日常活動、合理的選択
10 年齢と犯罪
11 統合理論
12 犯罪学理論の評価

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する

教科書

プリントを配布します。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。