ドイツ語R(中級)4
ファンタジー文学入門

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
川口 眞理 講師 2   通年 2

授業の目的・内容

ファンタジー文学の特徴やドイツの代表的ファンタジーを紹介するテキストを素材に、基本的な読解力を身につけ、かつファンタジー文学への理解と関心を育てていきます。毎回の読解練習を通じてドイツ語に特徴的な言語構造を理解し、基礎的な語彙力や文法の定着をはかり、1年後には、比較的平易なテクストであれば独力で読めるレベルを目指します。

授業計画

『ようこそファンタジーの世界へ Reise nach Fantasia』は10章から成り、各章は2つの読解テキストとそれに付随する文法、ヒアリング、ゲームなどの練習問題から構成されています。各章をおよそ2回の授業でこなしていく予定ですが、最初はゆっくりと進めていきます。各章のテーマは例えば、ファンタジーに多用される数字の持つ意味、舞台となる異界の特徴、ユニコーンやドラゴンなど空想上の動物たち、ミヒャエル・エンデの『モモ』や『果てしない物語』、ドイツの現代ファンタジー作家の紹介など多彩な内容となっています。

授業方法

講読中心の授業ですから予習が前提となります。文法復習やヒアリング練習も授業に取り入れていきます。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
出席および予習や課題への取り組みなどの平常点と、期末試験の成績を総合評価します。尚、特別な事情のない3分の1以上の欠席は単位に関わります。

教科書

ドゥッペル高山・小林・ペーカー編ようこそファンタジーの世界へ Reise nach Fantasia版、同学社2011年、ISBN:9784810206937

参考文献

授業時に指示

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。