● スポーツ・健康科学Ⅲa（テニス）

テニスは、一回の打球で相手コートに返球する、シンプルな球技である。しかし、ラケットを使った打球の技術は、全身的で複雑な運動のコーディネーションを必要とする。そして試合では、心理的な能力も要求される。そこで、協同学習の考え方を取り入れ、できるだけ楽しみながら、効率よくテニスの技術を習得することを目指す。また、独特のスコアリングと国際標準の審判法を学び、テニスの奥深い魅力を追求する。

１	クラス分け、オリエンテーション
２	ラケッティング、フットワークの基礎と簡易ゲーム
３	グラウンド・ストロークにおける、ラケット操作の合理化
４	ボレー・ストロークにおける、ラケット操作の合理化
５	ポジショニングを意識した、ゲームの導入
６	ルールの運用と審判法１
７	ルールの運用と審判法２
８	オーバーヘッド・ストロークにおける、ラケット操作の合理化
９	リーグ戦と審判法の実習１
10	リーグ戦と審判法の実習２
11	リーグ戦と審判法の実習３
12	リーグ戦と審判法の実習４
13	実技テスト

受講者の技術レベルに応じた練習課題を提供し、協同学習によって授業を進める。

毎回、授業の前半に課題練習を行い、後半に応用練習又はゲームを行う。

授業内評価

出席、努力、協同学習への貢献度

第1回目の授業に必ず出席のこと。

以下の用意が必要です。
１）運動に適した服装
２）晴天時はクレーコート用のテニスシューズ、雨天時は室内用のスポーツシューズ