民法Ⅰ
総則・物権

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
水野 謙 教授 4 1~4 通年 2

平成23年度入学者は、学籍番号が偶数の学生のみ履修できる。

授業の目的・内容

民法のうち、総則及び物権総論の理解を養うことを目的とする。

授業計画

民法とは何か
権利能力、失踪宣告
法律行為の成立と内容確定
意思無能力、未成年者
成年被後見人、被保佐人、被補助人、任意後見制度
心裡留保、虚偽表示
錯誤・その1
錯誤・その2
詐欺・強迫
10 内容の実現不可能、強行規定違反
11 公序良俗違反、無効と取消
12 代理・その1
13 代理・その2
14 条件・期限、法人制度
15 時効・その1
16 時効・その2
17 物権法の概観
18 所有権・その1
19 所有権・その2
20 占有権・その1
21 占有権・その2
22 物権変動・その1
23 物権変動・その2
24 物権変動・その3
25 物権変動・その4
26 善意取得制度
27 授業のまとめ
上記の予定はさしあたりの概要であり、詳細は毎回配布するレジュメを参照すること。

授業方法

通常の講義形式による。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
成績は、第2学期の最後に行われる1回の定期試験のみによって判定される。出席はとらない。したがって、出席しなくても、定期試験で一定の成績を修めれば単位は取得できるが、しかし、民法のように、日ごろの地道な勉強の積み重ねが要求される科目では、それは至難のことだと思われる。単位を取得したければ、きちんと予習をしたうえで毎回必ず出席するか、あるいは毎回必ず出席したうえで復習を欠かさないかのいずれかの方法をとることを強くお勧めする。

教科書

佐久間毅民法の基礎1第3版、有斐閣2008
千葉恵美子ほか民法2物権』(有斐閣アルマ第2版補訂版、有斐閣2008
民法判例百選1総則・物権第6版、有斐閣2009
教科書は、自宅で予習または復習する際に用いること。授業には六法(必携のこと。どんな六法がいいのかは最初の授業でアナウンスをする)と判例百選を持ってきて下さい。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

民法Iは、2人の教員がクラスを分けて講義をする。このクラスは、学籍番号の末尾が偶数の学生しか履修できないので注意すること。