現代日本の政治思想Ⅰ

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
苅部 直 講師 2 1~4 第1学期 2

授業の目的・内容

「自由」「民主主義」「平和」「人権」といった、政治を考えるための基本的な概念について、この日本ではどう考えられてきたか。狭い意味の「現代」に限らず、前近代から近代に至る広い視野に位置づけながら、ともに議論したい。

授業計画

初回に、各自に簡単な文章を書いてもらい、その内容をもとにして以降の授業計画を具体的に考える。参加者多数の場合は、その文章をもとにして20名程度に選抜する。

授業方法

参加者には、全員あらかじめ文献を読んできてもらい、報告や発言を求めながら進める。したがって予習が必要。きちんとノートをとり、自分で考える訓練を積むことも、目的の一つである。その努力を覚悟しないかぎり、ついていくのは難しいだろう。無断の遅刻・欠席は厳禁。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
授業時に毎回、指定されたテクストを自力で読み、教室で内容のあるコメントを発表できることが、単位修得の最低条件。試験は、課題をもとに自分の考察を展開する応用問題とする。「授業内容に興味はないが単位がほしい」という人や、出席していないことが明らかな答案は0点とし、単位を与えない。

教科書

杉田敦(編)丸山眞男セレクション』(平凡社ライブラリー平凡社2010年、ISBN:9784582767001
『丸山眞男セレクション』以外のテクストに関しては、授業時に指示する。

参考文献

斉藤喜門(編)受講ノートの録り方蒼丘書林1983年、ISBN:491544225X
授業時に指示する。
1年生の受講者は『受講ノートの録り方』を必ず通読すること。

履修上の注意

履修者数制限あり。(20名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

第一回目のみ、説明会を、北1号館304教室にて行なう。