マスメディア論Ⅰ
マスコミの送り手研究と効果論

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
中村 功 講師 2 1~4 第1学期 3

授業の目的・内容

この授業では、マスコミュニケーションの過程を、送り手研究と受け手研究(効果論)に分けて解説する。
送り手研究では、マスメディアが流す内容が社会や送り手によってどのように形作られ、またどのように作られるべきかという問題を取り扱っている。
他方、受け手研究では、マスメディアの内容を出発点として、どのような内容が、どのような影響を受け手に与えるのかを解明している。
(目標)目標は、マスコミの送り手研究と効果論について理解できるようになることである。

授業計画

ガイダンス ; マスコミュニケーションとは何か
ニュースバリュー 1
ゲートキーパー研究 好まれる内容
ニュースバリュー 2
システムの問題
ニュースバリュー 3
ニュースの語り口の問題 映像の技法 必要とされる信頼性
メディアイベント / 新聞産業
放送産業 ; 言論の自由
マスコミの強力効果説 火星からの侵入 大衆説得
限定効果論 1
ピープルズチョイス
限定効果論 2
パーソナルインフルエンス
10 限定効果論 3
イノベーション普及研究 利用と満足研究
11 限定効果論 4
説得的コミュニケーション研究
12 新効果論 1
議題設定仮説 沈黙のらせん
13 新効果論 2
知識ギャプモデル プライミング
14 新効果論 3
培養効果

授業方法

講義方式

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する

教科書

児島和人他編マスコミュニケーション効果研究の展開北樹出版2003

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。