英語で学ぶビジネス事情(グローバル企業の事例を基に)
"Real World, Real Learning!"

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
岸 伸久 講師 4 1~4 通年 4

授業の目的・内容

受講者が、社会人になり、グローバル市場で活躍し、実績を上げるための基礎をつくることを目的とする。経営は、常に「リアル」なものです。「Real World, Real Learning」の精神で、実際の企業のケースを基に、講師・受講者がお互い学び合います。特に、グローバル市場で長年活躍してきたトップ企業をとり上げ、企業の哲学、リーダーシップ、そして海外展開をテーマに学びます。受講者は、グローバル市場で数多くの修羅場をくぐってきた国内外の企業経営者たちのスピーチ、ケーススタディーを基に、テーマについて対話と議論を通じて理解を深めます。受講者は、受講者同士及び講師との対話を通じて、異なる意見、異なる視点から学び、刺激を受け、それぞれの視野を広げます。テキスト及び参考文献は英語のものを中心に活用します。授業は基本的に日本語で行います(場合により英語)。実践的な経営のテーマを学びます。やる気があれば楽しめます!

授業計画

イントロダクション:授業の進め方およびガイダンス
グローバル企業の海外展開について講義&ディスカッション
マネジャーと経営者の資質について
ケーススタディーとディスカッション
グローバル人材(グローバル市場で活躍する人材)について:先進企業の取り組み事例とディスカッション
ケーススタディーとディスカッション
個別企業の事例(ネスレ、P&G、トヨタ、日産、味の素、資生堂、その他企業について)
ケーススタディーとディスカッション
個別企業の事例(ネスレ、P&G、トヨタ、日産、味の素、資生堂、その他企業について)
10 ケーススタディーとディスカッション
11 個別企業の事例(ネスレ、P&G、トヨタ、日産、味の素、資生堂、その他企業について)
12 ケーススタディーとディスカッション
13 全体の総括

授業方法

1. グローバル市場で長年活躍しているトップ企業の事例を中心に学びます。
2. 授業ごとに、講師が、発表者、受講者に英文記事・スピーチ・ケースを指定します。
3. 受講者は各テーマについて指定した記事もしくはケースを必ず予習して下さい。
4. 発表者は参考文献を含め、指定英文記事・スピーチを考察し、15分程度発表します。
(概要5分、考察10分程度)
5. その後、講師を交え参加受講者による質疑応答と議論を行います。
6. 最後に講師がポイントをまとめます。
7. 授業終了後、受講者は、その週(金曜日まで)に授業で学んだことをワード一枚で提出します。
(外部講師などの参加、授業内容と方法、予定については、変更となる場合もあるので、予めご了承下さい。)

成績評価の方法

以下参照:
1. 出席(20%)、
2. プレゼンテーション(概要発表、考察)(20%)、
3. 一回の授業毎に、何を学んだかワード一枚にまとめたもの(20%)、
4. 授業での発言内容及びクラスへの貢献度(40%) 

教科書

Dr. Helmut Maucher, Management Breviary, Campus Verlag Gmbh, 2007, ISBN:3593383853
ヘムルート・マウハーマネジメント・バイブルファーストプレス2009年、ISBN:4904336291
マネジメント・バイブル:グローバル企業ネスレ社名誉会長、ヘルムートマウハ—氏の著書をテキストとします。実践的でありながら、経営のそれぞれのテーマを簡潔にまとめてあります。

参考文献

百瀬伸夫良い広告とは何か2009年、ISBN:9784904336281
良い広告とは何か:幅広い意味でのマーケティングのケースを通じて、グローバル企業の経営とマーケティングについての理解を深めます。
英エコノミスト、ビジネスウィーク、ウォール・ストリート・ジャーナル、ファイナンシャルタイムズ、もしくは英ビジネス書、英文スピーチなど。(授業中に指示します)

履修上の注意

履修者数制限あり。(20名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

第一回目の授業には必ず出席して下さい。
事前にテキストを予習し、理解して下さい。ある程度、基本用語の知識を前提とするので、他授業を受講するか、自習すること。テキスト・参考文献の理解には、英語力は関係します。しかし英語力そのものが評価の対象にはなりません。
連絡方法は、基本的にEメールで行います。(受講者には毎回出席を期待します。しかし仮に授業を休んだ場合、宿題・その後のフォローは自分の責任でして下さい)
受講者にとってこの授業を受けるメリット:
1.ビジネス(国内外)のリアルな世界を垣間見る機会
2.将来の就職先の候補を本気で考える機会
3.企業トップの考え方に触れる機会
4.クラスメートからお互い学び合う機会
5.ディスカッション(議論)力の向上