○マクロ経済学

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
宮川 努 教授 4 2~4 第2学期週2回
3
3

授業の目的・内容

基礎マクロ経済学で学んだ内容をベースとして、短期と長期のマクロモデルを包括的に解説する。前半は、標準的な短期マクロモデルと、それを使ったマクロ経済政策について講義を行う。後半は、基礎マクロ経済学では十分に触れられなかった長期の経済成長について詳しく解説する。

授業計画

講義の狙いと進め方についての解説
AD/ASモデルの復習
貨幣数量説と金融市場を含めた新古典派モデル
IS/LM分析
財政政策(1)
財政政策(2)
財政政策(3)
金融政策(1)
金融政策(2)
10 金融政策(3)
11 経済成長論:概観(1)
12 経済成長論:概観(2)
13 生産の考え方(1)
14 生産の考え方(2)
15 生産の考え方(3)
16 標準的な経済成長モデル:ソローモデル(1)
17 標準的な経済成長モデル:ソローモデル(2)
18 標準的な経済成長モデル:ソローモデル(3)
19 経済成長とアイデア(1)
20 経済成長とアイデア(2)
21 経済成長とアイデア(3)
22 一歩進んだ消費理論(1)
23 一歩進んだ消費理論(2)
24 一歩進んだ投資理論(1)
25 一歩進んだ投資理論(2)
26 講義のまとめ
すべて講義形式で行う。前半(金融政策まで)は、宮川努・滝澤美帆「グラフィックマクロ経済学」第2版(新世社)を使い、後半(経済成長とアイデアまで)は、「ジョーンズマクロ経済学(成長編)」(東洋経済新報社)を主に使う。「一歩進んだ消費理論」及び「一歩進んだ投資理論」は、「グラフィックマクロ経済学」をもとに資料を配布して講義を行う。

授業方法

講義形式で行う。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する

教科書

宮川 努・滝澤 美帆グラフィック マクロ経済学第2版、新世社2011
チャールズ・ジョーンズ著、宮川・荒井・徳井・大久保・釣・細谷編ジョーンズ マクロ経済学 I 長期成長編原書第2版、東洋経済新報社2011

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

授業内容が基礎マクロ経済学と連動しているので、基礎マクロ経済学の内容を十分修得していることが履修の要件である。