入門演習

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
福地 純一郎 教授 2 1 第1学期 5

授業の目的・内容

経済学・経営学のいくつかのトピック・概念に関して調べ、ミニレポートをいくつか作成する。その過程で、以下のことを学ぶ。
(1)関連する内容の論文を探す方法を学ぶ
(2)経済データのデータベースを使ってみる
(3)学術的論文あるいはレポートの書き方を学ぶ
(4)学術的論文の中で、先行研究を紹介する方法や引用する方法を学ぶ
この入門演習で扱うのは、ミクロ経済学、経営戦略、技術経営に関連した以下のような概念、トピックである。
外部性、ネットワーク外部性、競争戦略、モジュール化。
各トピックについて以下のような手順で学ぶ。
1.指定する資料でわかりやすい説明を読む。
2.履修者は、概念があてはまる事例を本やインターネットを用いて探し、文章にまとめる。
3.履修者同士で意見を交換する。

授業計画

ガイダンス:
外部性について
論文作法(剽窃禁止・注釈・文献表)
講読 法経図書センターによる講習会(文献検索・データベース利用法)。
日程については授業で伝えます。
経済データ・データベースの利用法
競争戦略について
ネットワーク外部性について
モジュール化 基礎
モジュール化 文献講読
10 モジュール化 事例
11 モジュール化 課題

授業方法

講義および履修者の報告。履修者は毎回与えられた文献を読み、疑問点などを整理しておく。課題を合計5回ほど出題する。

成績評価の方法

課題によって成績評価を行う。

教科書

教科書、配布資料については第一回目の授業で説明する。

参考文献

青木昌彦・安藤晴彦モジュール化東洋経済新報社
ボールドウィン,クラークデザイン・ルール: モジュール化パワー東洋経済新報社2004

履修上の注意

履修者数制限あり。(25名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。