● 現代マンガ学講義
担 当 者
単 位 数
配当年次
学 期
曜 日
時 限
夏目 房之介 教授
4
2~4
通年
木
4
「マンガとは何か」と繰り返し問い、様々な観点からその問いを掘り下げる。我々が漠然と感じているマンガ像を成り立たせる現代的な現象を自覚してほしい。マンガの世界化現象の紹介と比較、マンガ言説史、近代媒体史、マンガの産業市場論、マンガ表現史などをたどり、リテラシーの問題を探求し、マンガが我々にとってどのような存在であるかを多角的に具体的に眺めてゆく。
1
マンガとは何か 問いの設定
2
世界の「マンガ」的媒体
3
我々の中にある「マンガ」像
4
「マンガ」の言説史
5
産業としてのマンガ
6
表現の構造
7
原理的な諸問題 空間と時間
授業内容は適時変更する。学生諸君にも発言を求め、対話形式も用いるので、上の予定通りに進むとはかぎらない。
映像資料、マンガ作品や視覚的資料のOHPによる映写など、視覚的な問題提起を行う。学生との対話も用いる。そのつどレジュメを配布する。
第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
2学期末にペーパー試験を行う。
竹内オサム、夏目房之介『マンガ学入門』ミネルヴァ書房、2009年、ISBN:9784623053308
他の参考文献については、講義中にそれぞれ指示する。
履修者数制限あり。(100名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。
第1回講義にどうしても出席できず、かつ講義履修を望む者は、身体表象文化学事務室にその旨伝え、相談のこと。