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物理化学Ⅱ 化2年
―化学現象の物理的理解の仕方―
| 担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
| 石井 菊次郎 教授 |
2 |
2 |
第2学期 |
月 |
2 |

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現代の化学は、原子・分子などの微視的構造の理解のもとに構築されている。この科目では、第1学期の「物理化学Ⅰ」の復習と若干の補足をした後に、物質の微視的構造と巨視的状態とがどのように関係するかを主に学ぶ。内容は多岐にわたる。個々の話題を十分に掘り下げる時間はないが、将来、化学のさまざまな分野で研究をするために必要な基礎知識と考えてほしい。

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| 1 |
熱力学基本式とその応用 |
| 2 |
純物質の相図と相平衡 |
| 3 |
相平衡曲線 |
| 4 |
多成分系における平衡(1) |
| 5 |
多成分系における平衡(2) |
| 6 |
さまざまな熱的現象(1) |
| 7 |
さまざまな熱的現象(2) |
| 8 |
中間試験 |
| 9 |
気体分子の運動とボルツマン分布 |
| 10 |
化学平衡と平衡定数 |
| 11 |
気体反応平衡定数の温度・圧力依存性 |
| 12 |
化学反応式と素反応 |
| 13 |
反応速度の解析 |
| 14 |
触媒反応 |
| 15 |
学期末試験 |

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講義。第1学期の「物理化学Ⅰ」と同様に、板書を主とする。教科書と異なる扱いを行う場合は、その旨述べる。できるだけ宿題を課す。
下記の教科書のうちアトキンスほか「物理化学、下」は、その一部のみ使用するが、3年次においても使用するので必ず購入すること。

- 2回の試験と宿題等に対する日常的な取り組みを総合して評価する。

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アトキンスほか著、千原ほか訳『物理化学、上・下』第8版、東京化学同人、2009年

- 第1回目の授業に必ず出席のこと。