数学基礎2 生1年

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
竹尾 富貴子 講師 2 1 第2学期 2

授業の目的・内容

生命科学を学ぶ上で必要となる線形代数について講義する。連立方程式に関連して行列を導入し、行列の基本性質、連立方程式の解と階数の関係を、3次行列を中心に解説する。平面と空間のベクトルの計量への応用、線形写像、固有値とその応用についても説明する。

授業計画

行列(行列の定義、演算の法則)
行列(数の集合との相違点)
行基本操作とその応用(連立1次方程式、行基本操作)
行基本操作とその応用(連立1次方程式の解法)
行基本操作とその応用(逆行列の決定、逆行列と連立方程式)
行列式(行列式の性質、余因子展開)
行列式(逆行列と連立方程式への応用、行列の積の行列式)
中間試験
ベクトルと計量(平面ベクトルの成分、平面の座標幾何への応用)
10 ベクトルと計量(空間ベクトルの成分、空間の座標幾何への応用、空間ベクトルの外積)
11 固有値とその応用(固有値と行列の対角化、対称行列の対角化)
12 固有値とその応用(平面の線形変換、直交変換)
13 固有値とその応用(2次曲線と2次曲面)

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
第2学期中間試験を行う。
試験の成績に加えて、講義の最後に行う小問、出席点、講義中での質問への応答なども考慮して評価する。

教科書

寺田文行新線形代数サイエンス社

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。