哲学演習
初期ライプニッツの法哲学思想

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
酒井 潔 教授 4 D/M 通年 2

授業の目的・内容

Gottfried Wilhelm Leibniz(1646-1716)のNova methodus discendae docendaeque jurisprudentiae.1667(「法学の学習と教授のための新方法」)を読む。アカデミー版第6系列第1巻のテクストに依拠し、逐文逐語的解釈の遂行によって、なし得る限り正確な理解を目指す。なお、原文はラテン語である。

授業計画

一年間の授業計画。初期ライプニッツ法哲学思想の輪郭を概観する。テクストNova methodus discendae docendaeque jurisprudentiae についてのイントロダクション。
Nova methodus discendae docendaeque jurisprudentiaeを読む。
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13 第一学期のまとめ
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26 一年間のまとめ

授業方法

全員による訳読。当番制による毎回の記録(プロトコル)の作成。あわせて、時間がゆるせば、各自の研究についての自由レポートの発表と、それについての全員による討論を実施したい。

成績評価の方法

平常点
訳読、プロトコル、討論参加、出席状況などに基づいて、総合的に判断する。平常点が不十分である場合には、追加して口頭発表またはレポートを課す。

教科書

使用テクスト(アカデミー版)については、第一回の授業時に指示する。

参考文献

酒井潔ライプニッツ』(人と思想清水書院2008
酒井潔/佐々木能章ライプニッツを学ぶ人のために世界思想社2009
その他の文献についても、そのつど教室で指示する。

その他

積極的な取り組みが期待される。