※日本語史特殊研究
近代語の語彙・表現研究

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小野 正弘 講師 4 D/M 通年 2

授業の目的・内容

近代語(ここでは、明治時代以降の狭義の日本近代語を指す)における語彙と表現の特徴について、電子ファイルの操作を行ないながら、調査・考察していくことを学ぶ。

授業計画

近代語とは何か:広義の近代語、狭義の近代語
授業の進め方に関する説明:対象とする資料、データ採取、分析の手順
分析の実際1:ハンドアウト作成の方法、発表手順
分析の実際2:分析方法
受講生による分析発表1
受講生による分析発表2
受講生による分析発表3
受講生による分析発表4
受講生による分析発表5
10 受講生による分析発表6
11 受講生による分析発表7
12 受講生による分析発表8
13 受講生による分析発表9
14 受講生による分析発表10
15 中間まとめ
16 受講生による分析発表11
17 受講生による分析発表12
18 受講生による分析発表13
19 受講生による分析発表14
20 受講生による分析発表15
21 受講生による分析発表16
22 受講生による分析発表17
23 受講生による分析発表18
24 受講生による分析発表19
25 受講生による分析発表20
26 受講生による分析発表21
27 受講生による分析発表22
28 受講生による分析発表23
29 受講生による分析発表24
30 全体のまとめ
受講生の人数等により、若干変動がありうる。

授業方法

一人2回の発表を想定している。最初は、ある特定の近代文学作家(たとえば、漱石なり芥川)について、語彙または表現(比喩、色彩語、形容語、オノマトペ等)を調査・分析して発表し、討議する(このとき、受講者全体による活発な討議を期待している)。2回目は、最初分析した作家とは別の作家を対象として、同様の分析を行ない、1回目の結果と比較する。このような手順を通じて、近代語における語彙および表現の特徴を探っていく。
なお、近代の作家の作品は、電子ファイルになっていることもことも多いので、ある場合には、それを利用するが、引用は、初版本あるいは全集本といった、しかるべき本文を引用する、という態度でのぞむ。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
試験は、レポートを課す予定。発表40%、レポート40%、平常点20%の割合で評価する予定。

教科書

教科書は、特に用いない。プリントを用意する。

参考文献

飛田良文他編日本語学研究事典明治書院2007年、ISBN:4625603064
日本語学会編国語学大辞典東京堂出版1980年、ISBN:4490101333

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。