● ※フランス文学演習
―19世紀デカダンティスム研究―
担 当 者
単 位 数
配当年次
学 期
曜 日
時 限
中条 省平 教授
4
D/M
通年
木
2
オスカー・ワイルドがフランス語で書いた戯曲『サロメ』と、フロベールの『三つの物語』に収録された短篇「エロディアス」を扱う。両者はともに新約聖書に現れるサロメの挿話を扱っており、比較研究的視点を含めて、二つの作品をあらゆる側面から分析する。この2作にはすでに各種翻訳が存在するが、原文と訳文の差異も分析の対象としつつ、フランス語と日本語の修辞的特色の比較研究をおこなう。その結果、本講義は翻訳という重要な問題に関する実践的考察ともなるだろう。
1
作家、作品内容に関する概論
2
学生の研究担当範囲の決定
3
学生の研究発表
4
教師のコメントおよび解説
5
質疑応答
6
問題となった主題に基づくレポートもしくは翻訳の提出
7
その後は、以上の3〜6のサイクルを繰り返す
フランス語の深く確実な読解力を養成するための訓練をあらゆる面から実践し、同時に、さまざまなテーマに基づく発表やレポートを随時課題とする。とくに夏季休暇には、学生が個々に自分の研究課題を設定して、それへの解答を論文にまとめることを義務づける。
第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
詳細は教室で指示する。
必要に応じて教室で指示する。
履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。