特別活動の研究B
特別活動の指導法

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
長沼 豊 教授 2 2~4 第2学期 4

授業の目的・内容

この科目は、教科学習と並んで学校教育の重要な柱となっている「特別活動」の意義や課題などについて、さまざまな観点から検討を加える。
特別活動は、集団活動を基盤とした活動であり、生徒の主体的な参加と教師の適切な指導・助言によって、教育効果を発揮するものである。そこで「集団のあり方と教師のかかわり方」をキーワードにして考察を深めることにする。具体的には学級活動、生徒会活動、学校行事の各領域の指導のあり方について考察する。特に学校行事については、模擬遠足実習をおこない、体験的に学ぶ機会を提供する。

授業計画

特別活動の意義と役割
特別活動における指導のあり方
学校行事(1)(行事の意義)
学校行事(2)(行事の企画)
学級活動・ホームルーム活動と学校生活
部活動と人間形成
学校行事(3)(行事の運営法)
生徒会活動と自治(1)生徒会活動の意義
生徒会活動と自治(2)民主的な手法
10 ワークショップ論
11 学校行事(4)(行事の実習)模擬遠足実習
12 学校行事(5)(ふりかえり)
13 特別活動の課題と展望
14 全体まとめ
15 試験
模擬遠足実習を日曜日に1回おこなう(11月13日の予定、初回に指示する)。
ほぼ毎回グループ学習を行う。初回に出席しない者はグループ登録しない。

授業方法

講義、グループ討論、実習など多様な方法を用いる。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する

教科書

長沼豊、柴崎直人、林幸克編著改訂 特別活動概論久美出版2009

参考文献

文部科学省中学校学習指導要領解説特別活動編ぎょうせい2008

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

「模擬遠足実習」への参加は、単位認定の最低条件となっている。
初回にグループ分けのための作業を行う。必ず出席のこと。