● 特別活動の研究Ｄ

本授業では、中学校、高等学校の特別活動の内容および指導法について理解することを到達目標とする。テーマは「学校教育の専門家としてかかわる特別活動」である。生徒として過去に体験した特別活動と、将来に免許を持った学校教育の専門家の立場でかかわる特別活動の「かかわりかた」の違いを考え、またその体験を通じて、大学で修めるべき特別活動の内容を理解し学びを進める。

１	教育課程における特別活動の位置と目標について
２	特別活動の教育的意義とは
３	学級活動、ホームルーム活動１　内容と実際
４	学級活動、ホームルーム活動２　年間指導計画の作成と指導方法
５	生徒会活動とは１　生徒会活動の内容と実際
６	生徒会活動とは２　生徒会活動の指導方法
７	学校行事とは１　学校行事の内容と実際
８	学校行事とは２　学校行事の指導計画と指導方法
９	模擬行事実習１　移動の実際
10	模擬行事実習２　クラス活動の実際（実践的学習）
11	模擬行事実習３　グループ活動の実際（実践的学習）
12	模擬行事実習の総括　教員として望ましいかかわり方とは
13	特別活動の指導計画とは
14	特別活動における教員連携について
15	試験

模擬遠足実習を日曜日に１回行う（11月27日の予定）。 グループ学習を行う。第１回、第２回に出席しない者はグループ登録しない。 内容上、人数制限による抽選を行うことがある。

講義、グループ討論、実習など多様な方法を用いる。

第2学期 （学年末試験） ：試験を実施する

長沼豊、柴崎直人、林幸克編著『改訂　特別活動概論』久美出版、2008年

第1回目の授業に必ず出席のこと。

「模擬遠足実習」への参加が、単位認定の最低条件である。