● 博物館実習
―文学館と博物館の活動―

第１学期は、博物館の仕事のうち資料の取り扱いと展覧会づくりを主に実践し、その技術を伝える。第２学期は、文学資料を扱う文学館学芸員の仕事について具体的な実務を元に伝えつつ、文学館の理念について共に考えて行きたい。

１	オリエンテーション
２	博物館の仕事
３	資料の取り扱い（１）
４	資料の取り扱い（２）
５	展覧会見学
６	展覧会ができるまで
７	展覧会の企画と実務（１）開催要項
８	展覧会の企画と実務（２）展示プラン
９	展覧会の企画と実務（３）展示プラン
10	展覧会の企画と実務（４）キャプション・パネル作り
11	展覧会の企画と実務（５）キャプション・パネル作り
12	展覧会の企画と実務（６）展示設営
13	展覧会の企画と実務（７）展示設営
14	文学館の仕事
15	資料の収集・整理（１）
16	資料の収集・整理（２）
17	資料の収集・整理（３）
18	見学　日本近代文学館
19	肉筆資料を読む（１）
20	肉筆資料を読む（２）
21	文学展の企画と実務（１）
22	文学展の企画と実務（２）
23	講座・講演会・広報
24	刊行物の作成（１）
25	刊行物の作成（２）
26	資料の利用・著作権について

第１学期の授業は鎌田純子助教が、第２学期は西村洋子講師が担当する。

講義と実習をおりまぜながら進める。また、日程を調整して展覧会見学や作業を行う。

出席の状況、演習の結果、実習の記録、展示見学の感想文などによって、総合的に評価する。

日本近代文学館編『近代文学の至宝　永遠のいのちを刻む：日本近代文学館創立45周年・開館40周年・成田分館開館記念展覧会』2007年

全国文学館協議会編『全国文学館ガイド』小学館、2005年、ISBN:409387574X
各種展示図録、日本近代文学館の刊行物など

第1回目の授業に必ず出席のこと。