● 情報数理解析入門１・Ｅ
―データ処理―

この授業のねらいは、社会現象を捉えるうえで必要なデータを収集・整理・加工し、分析するための手法を学ぶことにあります。授業では、Excel関数を活用して、データの収集・整理、統計解析、そして分析結果をもとにしたレポート作成までの一連の作業を実習します。また、第２学期開講の「情報数理解析入門２・E」では、統計解析ソフトであるSPSSの操作方法について学びますが、この授業ではそのための基礎知識（データの種類、仮説検定、仮説検定のためのプログラムの構築）も学習する予定です。

１	イントロダクション（データ分析とは）
２	Excelの基本操作の復習（データ入力、セル書式）
３	Excelの基本操作の復習（四則演算、グラフ表現）
４	データ収集のための基本方針とデータの整理について
５	データの集計（ピボットテーブルの活用）
６	データの集計（ピボットテーブルとグラフ表現）
７	Excel関数の利用（文字列操作関数、検索/行列関数）
８	Excel関数の利用（論理関数）
９	Excel関数の利用（統計関数）
10	演習テストとExcel操作のまとめ
11	基本統計量の意味と検定方法について
12	Excelを活用した記述統計の基本
13	Excelを活用した推定統計の基本
14	仮説検定について学ぶ
15	これまでのまとめと演習テスト

毎回の授業は、学習内容について講義した後、各自作業を行い、問題を解いてもらう形式をとります。履修者の理解度によって、講義と実習を繰り返しながら進めていきます（講義→実習→確認→練習問題→確認→課題提出）。

第1学期 （学期末試験） ：試験を実施する

通常点（毎回の講義内に課題を提出してもらいます）。評価の割合は60％です。

計算機センターのテキストのほか、オリジナルのテキスト・資料を使用します。

講義中に適宜紹介します。

第1回目の授業に必ず出席のこと。

他の受講者の迷惑になったり、講義が中断したりするため、遅刻は原則認めておりません。