キャリア・デザイン概論B
主体的な人生を送るために

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
木村 進 講師 2   第1学期 3

授業の目的・内容

人生の道筋がキャリアです。でもそれを過ぎし日に顧みるのではなく、これから歩もうとしている道筋を、自分でデザインして進みたいものです。学生期や卒業後のキャリアをデザインするのは、みなさん自身です。自分の人生を主体的に送るための勉強です。それを実現させるために必要な、ビジネス社会、企業組織の知識や社会人として必要な基礎的能力など、企業や社会がみなさんに期待している知識や力の習得をめざします。さらに、自分の一生(ライフ・キャリア)についてもイメージしていきます。自己理解や適性理解のための学習もします。
本授業は経営学特殊講義「キャリア・デザイン」と重複履修が可能です。

授業計画

ガイダンス「キャリアの概念」
○キャリアとはすべての人が持つ、人生の道筋
「雇用の環境が変化した」
○経営環境と雇用環境の変化
「学生期のキャリア」
○大学期への期待と自己実現へのプロセス
「自己理解(1)」
○自己理解とは
「自己理解(2)」
○集団の中の自分
「自己理解(3)」
○目標への過程は手段である
「社会人として必要な基礎的能力(1)」
○社会人基礎力
「社会人として必要な基礎的能力(2)」
○コミュニケーション力・マナー
「社会人として必要な基礎的能力(3)」
○リーダーシップ・ストレス耐性
10 「モチベーション」
○充実した人生を送るために
11 「職業理解(1)」
○人と社会
12 「職業理解(2)」
○ストーリー性のある仕事選び
13 「中長期のキャリア・デザイン」
○将来へのキャリア・プラン
14 総括「ライフ・キャリアを考える」
○夢の目標化
15 自主研究

授業方法

教科書は3週間で一通り読んでいただき、感想を提出してもらいます。
毎回、プロジェクターによる講義のほかに、ワークシートなどで、自己理解を深めていきます。

成績評価の方法

試験はしませんが、出席状況と課題提出で評価します。

教科書

木村 進自分で切り開くキャリア・デザイン(仮題)中央経済社2012

参考文献

村上龍13歳のハローワーク幻冬舎
五十棲剛史なぜ、あなたは働くのですか?ビジネス社
大久保幸夫仕事のための12の基礎力日経BP社
日本ドリームプロジェクト働く人の夢いろは出版
社会経済生産性本部企業が求める人間力生産性出版
参考文献は、必要に応じて紹介します。

履修上の注意

履修者数制限あり。(100名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

キャリアは自分で描くもの。
そのためにも、本授業を積極的に受講してください。
キャリア・デザイン概論A.B.C.D.E.Fは同じ内容の授業です。
なお各コース共、履修希望者が一定の数を超えた場合には、人数を制限しますので、
必ず第1回目の授業に出席してください。
第1回目の授業を欠席の学生は、履修を認められない場合があるので注意してください。
人数制限の場合には、第1学期のキャリア・デザイン概論A.B.C.Dについては、3年生と4年生を優先し
第2学期のキャリア・デザイン概論E.Fについては、1年生と2年生を優先します。