中国語C(初級)7
グローバルな人材を育成するための中国語会話

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
周 偉嘉 講師 2   通年 2

授業の目的・内容

本講義は、中国語の初級を身につける場として、中国語の会話の基礎を習得させることを目的とする。そのために正しくてきれいな発音に焦点を合わせ、「読み」、「書き」、「聞き」、「話し」の基本的な言語能力の訓練が楽しい授業の中で組み込まれている。1)基本的発音を修得し、ピンイン字母で表記された音節を見れば、発音ができ、聞けば、書き取れること。2)アクセントの表記を正確に理解し、中国語の独特なイントネーションを体得する。3)基本となる語彙、語順による文法、それらを用いた基本文型を身につけること。4)簡単な文を理解でき、また簡単な意思を表現することができるようになる。

授業計画

オリエンテーション
授業計画の説明
楽しい中国語入門:基本母音
基礎中国語1
母音字母と発音法/単母音と複母音/発音解説/日常会話
基礎中国語2
母音字母と発音法/複母音と母音の練習/発音解説/日常会話
基礎中国語3
子音字母と発音法/子音の分類、発音法とその要領/発音解説/日常会話
基礎中国語4
子音字母と発音法/子音の復習と練習/発音解説/日常用語
基礎中国語5
声調/四声と声調の表記/発音解説/日常会話
基礎中国語6
ピン音、ピン法、音節/発音解説/音節構成/日常会話
基礎中国語7
ピン音と注音/漢字の注音と注音規則/発音練習の歌/日常会話
基礎中国語8
ピン音注音と練習の歌/声調と声調の変化/日常会話
10 基礎中国語9
音節から中国語の漢字へ/中国語の歌/日常会話
11 基礎中国語10
音節から中国語の漢字へ/中国語の歌/日常会話
12 基礎中国語11
音節から中国語の漢字へ/中国語の歌/日常会話
13 基礎中国語12
総復習
14 基礎中国語13
第1学期 質疑応答(口頭試験)
15 基礎中国語14
第1学期 理解度の確認
16 第2学期授業計画の説明
初級中国語15/中国語の歌/日常会話
17 初級中国語16
私は大学生です/文法の解説/日常会話
18 初級中国語17
私は大学生です/応用練習/日常会話
19 初級中国語18
これは誰のデジタルカメラですか/文法の解説/指示文/応用練習/日常会話
20 初級中国語19
あなたは忙しいですか/文法解説/描写文/応用練習/日常会話
21 初級中国語20
お名前は/文法解説/叙述文/応用練習/日常会話
22 初級中国語21
あなたは携帯がありますか/文法の解説/所有文/応用練習/日常会話
23 初級中国語22
実家はどこにありますか/文法の解説/応用練習/日常会話
24 初級中国語23
中国語の歌/文法の解説/応用練習/日常会話
25 初級中国語24
中国語の歌/文法の解説/応用練習/日常会話
26 初級中国語25
初級中国語の整理/基礎中国語文法の整理/日常会話
27 初級中国語26
初級中国語の整理/基礎中国語会話基礎の整理/日常会話
28 初級中国語27
総復習
29 初級中国語28
第2期 質疑応答(口頭試験)
30 初級中国語29
第2学期理解度の確認
テキストで学んで欲しい到達目標とは何か
1, 中国語のピン音字母、またピン音字母で表記された音節を身につける。
2, 中国語の独特なアクセントやイントネーションを修得する。
3, テキストに取り上げられた語彙、文法を体系的に掌握する。
4, 正しくてきれいな発音で簡単な意思を表現することができる。

授業方法

この授業は歌、映画、映像などの手段を通じて展開し、気軽に勉強できる雰囲気に心がけている。例えば、中国語の発音は、日本語にはない発音がたくさんあって、授業中の先生の手振りをイメージすることで、発音しやすくなる。また歌をとおして勉強すると、何度も出てくる言葉はすぐに覚えられるうえに、メロディがついているから、一度覚えれば忘れにくい、さらに楽しみながら学習できる。皆さんが着実にこの講義に従って勉強すれば、中国語文化の楽しみを味わうことができると同時に、グローバル人材がますます求められている今日において人生の道具としての、もう一つの外国語を修得することも期待できる。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
学期末試験と学年末試験:(1)学期末に達成目標に関する到達度を確認する。(2)中国語の運用についての課題・分析・応用力を評価する。(3)授業の取り組みの姿勢も合わせて評価する。

教科書

周偉嘉・瞿増敏 編中国語講義(2012年度版)』(印刷教材2012
入手方法に関しては授業時に指示する。

参考文献

参考文献に関しては授業時に指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

外国語の勉強について、下記の方法をご提案します。
(1)ノートは丁寧にとっておくこと。
(2)予習と復習は常に心掛けること。
(3)学習は中断せずにつづけること。