ヨーロッパ政治史演習
ヨーロッパにおける移民問題と極右政党

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
飯田 芳弘 教授 4 3~4 通年 3

授業の目的・内容

社会科学の専門的な文献を読む能力を鍛えるとともに、自らがテーマを発見し、そのテーマについて調べ、書き、報告するという一連の知的な営みをトレーニングするのがこの演習の目的です。

授業計画

第1学期は、参加者全員で、共通の文献を読み、議論します。本年度のテーマは、「ヨーロッパにおける移民問題と極右政党」です。現在のヨーロッパ各国社会は、移民により、政治的社会的経済的に大きな変容を経験しつつあります。そして、そうした変容の中から、ほとんどのヨーロッパ諸国で極右政党が台頭し、中には政権の中枢に位置するようになった国もあります。現在のヨーロッパにおける最も重要な問題の一つであるこの現象を考察することにより、現代ヨーロッパについての理解を深めます。
第2学期は、参加者による自由研究報告です。第1学期の終わりまでに自分の研究テーマを定め、簡単な研究計画書を作成します。学期中には、その研究計画書に基づいた研究報告を各自が行い、参加者全員でその内容を検討します。学期末には、研究報告に基づいた研究報告書を執筆し、自身の研究の総括を行います。

授業方法

第1学期の文献講読は、全員が定められたテキストを読み、A4用紙1枚以内のコメントを用意し、それに基づく、教員との質疑応答、討論が中心の授業となります。
第2学期の自由研究報告は、30分程度の報告に続き、全員が研究評価シートを記入し、それに基づいて、研究内容について発表の仕方や内容の面から多角的に検討します。

成績評価の方法

授業への参加姿勢と報告の内容を総合的に判断します。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

この演習についての詳細は、『政治学科の演習案内』を参照してください。