日本政治過程論Ⅱ
日本政治の接近視座をめぐって

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
坂本 孝治郎 教授 2 1~4 第2学期 4

授業の目的・内容

第1学期の比較制度論的また機構論的な説明および知識を前提として、第2学期は最初に日本政治の現在に言及します。そして、いわば各論的にいくつかの事項を取り上げ日本政治の表現構造に着目します。すなわち、日本政治に関し実態的な情報をいかに収集し、どのような指標・テーマに焦点を当てて整理していくか、その手法の一端を紹介します。いわば推奨さるべき「情報磁石」として、試みにいくつかキーワードを提示して、日本政治の構造・展開を具体的に理解していくための一助としたいと思います。

授業計画

日本政治の現在をめぐって
「数」に着目する
「人事」に着目する
「日程・時間」に着目する
「党首選出ルール」に着目する(1):日本の主要政党
「党首選出ルール」に着目する(2):英国の主要政党
「言葉・発言」に着目する(1)
「言葉・発言」に着目する(2)
「シンボル」に着目する(1)
10 「シンボル」に着目する(2)
11 「イヴェント」に着目する
12 「儀礼」に着目する(1)
13 「儀礼」に着目する(2)
14 「皇室の動静」に着目する
15 総括的な理解度の確認
理由はわかりませんが、1年次学生の履修者はとても少ないです。

授業方法

基本的にレジュメにそって内容を紹介するので聴き取りやすいと思いますが、できるだけ多くの資料・情報を繰り込んで話していきます。詳細なレジュメ・資料を配布するので、板書は殆んどいたしません。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
記述式の回答(レジュメ・ノートなどは参照不可)。

教科書

指定教科書はありませんが、各テーマについては配布レジュメに参考文献・論文を記載してあります。

その他

講義の最中にときに双方向の質問時間を設けることがあります。また授業後に適宜尋ねてください。
あるいは、研究室(801208@gakushuin.ac.jp)にメールでお問い合わせ下さい。