公共哲学Ⅱ

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
桂木 隆夫 教授 2 1~4 第2学期 1

授業の目的・内容

「公共哲学の基本問題」について考察する。具体的には民主主義について、市場について、公共的価値としての寛容について、日本の公共思想について講義する。

授業計画

民主主義についてⅠ(上からの民主主義と下からの民主主義)
民主主義についてⅡ(公共選択論と参加民主主義)
民主主義についてⅢ(熟議民主主義と相補的民主主義)
市場についてⅠ(市場と公共性)
市場についてⅡ(市場正当化論)
市場についてⅢ(市場平和論)
質疑応答
寛容論Ⅰ(寛容と不寛容)
寛容論Ⅱ(寛容の目的)
10 寛容論Ⅲ(試行錯誤における寛容)
11 日本の公共思想Ⅰ(日本の習合信仰)
12 日本の公共思想Ⅱ(武士道について)
13 日本の公共思想Ⅲ(商人道について)
14 質疑応答
15 理解度の確認

授業方法

全体を2つの大きなセクションに分け、それぞれのセクションについて複数回の講義の後に質疑応答を行い講義内容の理解を深める。質疑応答はあらかじめ学生諸君が用意した講義についての「質問と意見」(400字程度)に対する質疑応答の形式で行う。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
学年末試験を基本として、平常点を加味して成績評価を行う。

教科書

桂木隆夫公共哲学とはなんだろう勁草書房2005