特別演習
東北研究:復興と政治・行政Ⅱ

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
馬渡 剛 講師 2 2~4 第2学期 5

授業の目的・内容

第1学期では、津波防災対策、復興計画、法制面の課題、再生可能エネルギー政策などに関する政治・行政による取り組みの実態を取り上げたが、第2学期では、復興計画に関するケーススタディーを中心に理解を深めていく。具体的には、被災した自治体の復興の実態、震災によって延期された地方選挙執行までの経緯と結果、個別政策として産業・物流拠点である港湾や再生可能エネルギー導入に当たっての課題と先進事例としての海外での実態などについて見ていく。

授業計画

ガイダンス
復興計画の検討(1)
復興計画の検討(2)
ケーススタディー(1):首長不在自治体の行政
ケーススタディー(2):復興計画と地方政治、地方議会
ケーススタディー(3):民間企業主導の新事業と政治・行政
ケーススタディー(4):産業・物流復興プラン
レポートの中間報告
ケーススタディー(5):東日本大震災が日本各地に及ぼした影響
10 ケーススタディー(6):再生可能エネルギー導入に係る課題と海外事例の検討
11 ケーススタディー(7):産業・物流拠点の港湾と背後のまちづくりとの連携
12 ケーススタディー(8):地方選挙の延長と執行まで
13 レポートの概要報告会
14 総括
15 予備日

授業方法

あらかじめ指定された文献を読み、担当者はレジュメを作成し、その内容に関するコメントを用意しておく。それに基づき議論し、理解を深めていく。場合によっては、復興に携わる関係者を交えての説明会が行われる。

成績評価の方法

レポート等
平常の報告、発言、出席、提出レポート等で総合的に評価する。

教科書

特別に指定する教科書はないが、随時、参考となる資料や文献を演習の中で紹介する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。