メディア政策論Ⅰ
マスメディアとインターネットの政策論

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
田川 義博 講師 2 1~4 第1学期 4

授業の目的・内容

「メディア政策論Ⅰ」は、マスメディアと表現・コミュニケーションメディアとしてのインターネットの両方を対象とします。また、コンテンツとインフラ(conduit)の両面から、それぞれのメディアにおいて生じている事象、分析枠組みおよび理論的枠組みの三つのステップをふんで、政策の現状、課題、方向性を考えます。

授業計画

イントロダクション:授業計画とメディア政策からみた東日本大震災の事象
ネットワーク社会とリスク社会
マスメディアで生じている事象とその分析(その1)
マスメディアで生じている事象とその分析(その2)
インターネットで生じている事象とその分析(その1):万人のメディア
インターネットで生じている事象とその分析(その2):蛮人のメディア
メディアに関する4つの政策・法制度領域
マスメディアとインターネットの法制度比較と放送法等の改正
グローバル市場経済化と政策のポジション
10 デジタル革命:メディア変容の基本的要因
11 ネットワーク社会の特徴 (個人レポートの提出日)
12 ネットワーク社会の知のあり方
13 受講生の意見・疑問に対するフィードバック
14 リスク社会におけるメディアとメディア政策の役割
15 理解度の確認

授業方法

講義を主としますが、受講生がメディア政策を自分なりに考える契機として、また、講師が受講生の問題関心・理解度を把握するために、期間内に1回個人レポートの提出してもらうこととします。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
学期末試験と平常点(個人レポートなど)により評価します。

教科書

各回ともハンドアウトを配布します。

参考文献

講義のなかで紹介します。