入門演習
Excelの実践的活用(実習)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
石川 達哉 特別客員教授 2 1 第1学期 4

授業の目的・内容

公的な経済統計を題材にして、Microsoft-Excelによる実践的な表計算や作図の基本技術を習得することを目的とする。変化率の計算や寄与度分解など四則演算の範囲で出来るデータ加工や折れ線グラフ・積み上げ棒グラフ・散布図の作成を通じて、初歩的な経済分析の実際を体感できるよう解説を行う。

授業計画

統計としてのGDP活用の実際
棒グラフと折れ線グラフの選択
経済成長と景気循環、変化率とその移動平均
時系列データとクロスセクションデータ
「家計調査」で何がわかるか?
項目の統合と合計
名目値、実質値と物価の関係
絶対参照と相対参照
構成比と寄与度
10 寄与度分解と積み上げ棒グラフ
11 5分位階級データとレーダーチャート
12 各種の統計関数
13 構成比と円グラフ
14 「法人企業統計」で何がわかるか?
15 授業のまとめ
Excelの高度な機能は利用しない。経済分析に活用することを念頭に置いて、基本的な技術を学ぶ。

授業方法

コンピュータ教室において、受講者がPCを操作しながら、現実の経済統計に接し、表計算や作図を通じて簡単な分析を実践する。

成績評価の方法

実習への取り組み姿勢と課題提出の成果で評価

教科書

唯是康彦Excelで学ぶ経済統計入門東洋経済新報社1998年、ISBN:9784492470619
毎回、必ず教科書を携帯すること。

参考文献

白砂堤津耶例題で学ぶ 初歩からの計量経済学日本評論社2007年、ISBN:978453554979
他の参考教材については、必要に応じて授業時に指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。(25名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

コンピュータ教室を利用するため、履修者数を制限することがある。