演習(3年生)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
和光 純 教授 4 3 通年 5

授業の目的・内容

2年次の演習に引き続き、我々の経済社会においてゲーム理論がどのように役立つのかについて、ゲーム理論の基礎的教科書を用いて学ぶ。

授業計画

本演習の第1学期は、2年次に引き続き『ゲーム理論・入門』(岡田章著)を精読して、次のゲーム理論の基礎知識を分担して、毎週の報告により学習する:1.ダイナミックなゲーム、2.繰り返しゲーム、3.不確実な相手とのゲーム、4.交渉ゲーム、5.グループ形成と利得配分、6.進化ゲーム、ゲーム実験。第2学期は、『経営戦略のゲーム理論』(ジョン・マクミラン著、伊藤秀史・林田 修著)を精読して、交渉、契約、入札に関するゲーム理論を用いた分析を分担して、毎週の報告により学習する。

授業方法

輪講形式での演習を行う。本授業とあわせて、ゲーム理論の授業を履修することが望まれる。

成績評価の方法

グループによる分担報告、および、授業中の議論への参加による。
分担報告では、配布資料とパワーポイントによる提示資料を作成して、提出する。同時に、報告担当となっていない参加者には積極的な発言や質問が求められる。以上を総合して評価する。

教科書

岡田章ゲーム理論・入門』(有斐閣アルマ有斐閣2008年、ISBN:9784641123625
ジョン・マクミラン著、伊藤秀史・林田修 訳経営戦略のゲーム理論―交渉・契約・入札の戦略分析有斐閣1995年、ISBN:9784641067547

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。