経営財務Ⅱ
コーポレート・ファイナンス

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
第1学期 徳島 勝幸 講師
第2学期 金田 直之 教授
4 3~4 通年 2

授業の目的・内容

コーポレート・ファイナンスに関する基本的な知識を身につけ、そのために必須な数学的理解力を深めることを目的とする。標準的なテキストを用いて、基礎的な内容から理解を深めていくように進めていきたい。(なお、経営財務Ⅱとなっているが、特に履修の前提とする科目はなく、基礎から講義を行う予定である。)

授業計画

ファイナンスと財務担当者
現在価値、企業の目的とコーポレート・ガバナンス
現在価値の計算
債券と普通株式の価値
純現在価値が最善の投資決定基準となる理由
純現在価値ルールによる投資判断
リスク、リターン、資本コスト入門
リスクとリターン
資本支出予算とリスク
10 プロジェクトはブラックボックスにあらず
11 戦略と資本投資決定
12 エージェンシー問題、経営報酬、そして業績評価
13 企業の資金調達と市場の効率性に関する6つの教訓
14 企業の資金調達の概要
15 企業はどのように証券を発行するのか・まとめ
16 利益還元政策
17 負債政策は重要か
18 企業はどれだけ借り入れるべきか
19 資金調達と評価
20 オプションを理解する
21 オプションの価値評価
22 リアルオプション
23 政府債券の評価
24 信用リスク
25 多様な負債
26 リース
27 リスクを管理する
28 国際的なリスク管理
29 財務分析と計画
30 総括

授業方法

講義形式で授業を進める。また、授業中に教科書の問題を解いてもらう予定。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
出席
試験については、全部または一部をレポートその他による評価で代える可能性がある。 

教科書

ブリーリー・マイヤーズ・アレンコーポレート第8版、日経BP社2007
Brealey, Myers, Allen, Principles of Corporate Finance, 8th Edition, McGraw Hill, 2006
教科書は日本語版か英語版かどちらかを選ぶこと。なお、教科書については変更する可能性があり、講義開始後の指示を待って購入されたい。

参考文献

教科書以外の参考文献については適宜指示する。

その他

授業に関する連絡事項はG-portないしは掲示板を使用することがあるので注意のこと。