基礎演習A
哲学入門

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
杉山 直樹 教授 4 1 通年 3

授業の目的・内容

英語による入門書を読みながら、これまでの哲学が何をどう問題にしてきたのかを考える。同時に、基本的概念や語彙をマスターする。

授業計画

第1学期には、「自由意志」の問題を扱う。第2学期には、西洋哲学を貫くテーマとしての「神」ならびにその「存在証明」について批判的な検討を行う。
なお、14・29回目は各学期のまとめ、15・30回目は予備日とする。

授業方法

英語の入門書を用いて進める演習。単語を調べ、訳文を作っておくことは基本。授業中は訳よりもむしろ内容を考えたい。
区切りごとに小テスト形式で学んだ事柄について確認を行う。

成績評価の方法

授業中の確認小テストと学年末レポート

教科書

J. Teichman, K. C. Evans, Philosophy A Beginner's Guide, 3rd Edition, Blackwell, 1999
授業で扱う箇所など、詳細については初回に説明する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

基礎演習Aは2コマ同時開講。初回に参加クラスの割り振りを行います。人数調整のために希望に沿えないことがありますが、あらかじめご了承を。
テクストの英語は難しいものではありませんが、毎回読む量は少なくありません。準備が足りない場合、内容を理解できません。授業中に指名されますが、その時になってからあわてて辞書を引いたりしていると、他のひとに迷惑になります。予習には時間を十分かけること。そうすれば、演習が語学の授業になってしまわないで、授業中に私たち自身で哲学的テーマに関して討論する時間をとることができるでしょう。
演習の何回目にどういった話題にまで進めるかはみなさん次第です。