政策課題研究

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
炭谷 茂 講師 2 M 第2学期 2

授業の目的・内容

我が国の現在の最も重要な政策課題である社会保障と環境に関する政策について、講師が環境省、厚生省(当時)の幹部として経験したことを題材に取り入れながら、政策の現状とあるべき政策の方向を考察するとともに、現実の政策決定過程の是非について考えたい。

授業計画

授業の狙い、講師の行政経験、日本の政策決定過程の実態
児童福祉問題1(保育)
児童福祉問題2(児童虐待)
高齢者福祉問題(介護)
障害者福祉問題1(ユニバーサル社会)
障害者福祉問題2(就労)
医療保障政策1(医療提供体制)
医療保障政策2(医療費保障)
所得保障政策(年金、生活保護)
10 循環型社会の形成政策(廃棄物対策、3R)
11 地球温暖化問題1(環境税)
12 地球温暖化問題2(排出量取引)
13 生物多様性の保全政策
14 授業の総括
15 自主研究

授業方法

レジュメと資料を用いて進めるが、受講者にあらかじめ参考文献、資料を示し、事前に勉強をしてもらい、授業では意見交換を十分に交わしたい。

成績評価の方法

課題論文と授業への参加状況を総合的に評価

参考文献

炭谷茂社会福祉の原理と課題版、社会保険研究所2004年、ISBN:789476200
炭谷茂環境福祉学の理論と実践版、環境新聞社2006年、ISBN:860181123

その他

日本の今後の方向を決定する政策課題を具体的に考えたい。将来を担う多くの若い学生諸君の積極的な受講を期待したい。