● ※上級古典語(ラテン語)
―アウグスティヌス『告白』講読―
担 当 者
単 位 数
配当年次
学 期
曜 日
時 限
木村 茂 講師
4
D/M
通年
火
4
古典ラテン語の初級文法を何らかのかたちで修得された学生を対象にラテン語で書かれた作品をテキストとして講読するコースです。アウグスティヌスは「西欧の教師」ともよばれ、古代世界最後の教養人とされるラテン教父です。『告白』はアウグスティヌス自身がもっとも読まれている著作だといっている作品であり、これをテキストとして読みすすめます。ラテン語に、ヨーロッパ文化に、古代世界に、アウグスティヌスにといろいろな関心をもって参加されること期待します。
最初の授業時にテキストや参考文献などについて紹介し、授業についても説明します。参加者はなにか古典ラテン語の辞典と文法書だけ準備してください。
アウグスティヌスの作品講読ですが、『告白』をテキストとして一語一句、一文ずつ担当する学生が読みすすめ、それを参加する学生が検討していきます。初級でおぼえた文法事項もあらためて一つずつ確認し、初級では扱われない事項にも注目しながらていねいに、ゆっくりと講読します。参加する学生すべての協力で授業がつくられると考えてください。
学年末レポート
授業のようすと学年末レポートを総合して評価します。
第1回目の授業に必ず出席のこと。
不明な点があれば、下記メールアドレスを利用してください。
shigeru.kimura@gakushuin.ac.jp