アーカイブズ・マネジメント論研究Ⅱ
公文書管理としてのアーカイブズ管理

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
中島 康比古 講師
梅原 康嗣 講師
小原 由美子 講師
2 D/M 第2学期 1

授業の目的・内容

平成23年4月、「公文書等の管理に関する法律」(以下「公文書管理法」という。)が施行された。
この授業では、主に、公文書管理法の下における公文書のライフサイクル管理の一環としてのアーカイブズ管理について、国立公文書館の事例を中心に、学ぶ。
法制度が整備された環境におけるアーカイブズ管理について、専門的な理解を深めることを目的とする。

授業計画

公文書管理としてのアーカイブズ管理-オリエンテーション
公文書管理の現状-諸外国の事例-
公文書の評価選別(1)-諸外国の事例-
公文書の評価選別(2)-日本の事例-
公文書の評価選別(3)-「日本版レコードスケジュール」-
歴史公文書の受入れ、整理、記述
歴史公文書の保存-紙文書の保存-
歴史公文書の保存-電子文書の保存-
国立公文書館の見学
10 歴史公文書の利用(1)-諸外国の事例-
11 歴史公文書の利用(2)-所蔵文書情報の提供-
12 歴史公文書の利用(3)-利用請求を中心に-
13 歴史公文書の利用(4)-利用制限と審査-
14 歴史公文書の利用(5)-展示、普及活動等-
15 総括、理解度の確認

授業方法

講義形式による。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
学年末試験を行う。その結果に平常点及び出席点を加味して、成績評価を行う。

教科書

改訂逐条解説公文書管理法・施行令ぎょうせい2011年、ISBN:9784324092965

参考文献

授業時に、随時紹介する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。