民法入門4
物権法の深さとおもしろさを学ぶ

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
能見 善久 教授 2 1 第2学期 4

授業の目的・内容

物権は、物権法定主義が支配し、自由な展開には制約があるので、契約法ほどおもしろくないと感じる学生が多い。しかし、物権法にもダイナミズムがある。物権法の基礎と、物権法の発展をにらんだ将来の課題を学ぶことを目的とする。 

授業計画

物権と債権
物権の種類・物権法定主義
物権の効力(物上請求権など)
物権変動の基本的な考え方
不動産物権変動と民法177条
177条に関する諸問題(その1)
177条に関する諸問題(その2)
動産の物権変動と178条
動産譲渡と即時取得
10 占有の意味と種類
11 占有の効果・占有訴権
12 所有権の内容と効果
13 所有権取得の諸方法
14 共同所有
15 地上権・地役権

授業方法

講義形式と質疑応答形式を併用。レジメはHP(http://www7a.biglobe.ne.jp/~ynomi/)に掲載するので各自ダウンロードする。 

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):80%
授業に対する貢献度:20%

教科書

内田貴民法 I(総則・物権総論)東大出版会

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。