刑法入門2
刑法典各則の主要な犯罪についての検討

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
鎮目 征樹 教授 2 1 第2学期 2

授業の目的・内容

刑法典各則の主要な犯罪について、その成立要件を検討する。

授業計画

生命に対する罪
身体に対する罪
自由に対する罪(1):逮捕・監禁、等
自由に対する罪(2):住居侵入、等
窃盗罪(1):財物、占有
窃盗罪(2):窃盗罪の保護法益、不法領得の意思
強盗罪(1):暴行・脅迫、強取、二項強盗
強盗罪(2):事後強盗、強盗致死傷
詐欺罪(1):欺く行為、交付行為
10 詐欺罪(2):物・利益の移転、電子計算機使用詐欺
11 横領罪
12 背任罪、毀棄罪、盗品関与罪
13 放火罪
14 文書偽造罪
15 賄賂罪

授業方法

講義形式と質疑応答形式を併用する。判例教材(『判例刑法各論』)の該当部分を十分に予習しておくことが求められる。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):90%
授業中の質疑応答:10%

教科書

山口厚刑法第2版、有斐閣2011年、ISBN:4641042853
西田典之・山口厚・佐伯仁志判例刑法各論第5版、有斐閣2009年、ISBN:4641042705

参考文献

西田典之・山口厚・佐伯仁志編新・法律学の争点シリーズ2,刑法の争点有斐閣2007年、ISBN:4641113181
『判例刑法各論(第5版)』刊行後の重要判例については、授業開始時に教材として配布する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

時間的にすべての犯罪類型を網羅することができないため、授業で扱わない部分については各自の自習が必要となる。