● 数学科教育法Ⅰ
―学習指導の研究―

主に中学校で扱う数学を素材として、学習指導の効果的な方法について具体的かつ実践的に考察する。
学習指導の中心である「授業」について、さまざまな角度から検討を加え、その過程で中学校の教材研究を行う。教育実習に行ってから困らないように、学習指導案の作成、板書・発問の技法等、徹底的に鍛える。

１	学習指導の基本的な考え方
２	中学校学習指導要領に記された中学校数学科の目標と内容
３	単元指導計画および学習指導案の作成について
４	学習評価について
５	教材研究の手法について
６	模擬授業と相互評価（１）中学校１年の単元
７	模擬授業と相互評価（２）中学校２年の単元
８	模擬授業と相互評価（３）中学校３年の単元
９	模擬授業と相互評価（４）授業の流れを重視した授業法
10	模擬授業と相互評価（５）発問を重視した授業法
11	模擬授業と相互評価（６）演繹的な考え方を重視した授業法
12	模擬授業のまとめ
13	数学の学習指導の特質
14	まとめ（ふりかえりとわかちあい）
15	自主研究

講義、討論、発表、模擬授業、グループワークなど、多様な方法を用いる。
学生の積極的な発表・発言・参加を期待する。

第1学期 （学期末試験） ：試験を実施する

文部科学省『中学校学習指導要領解説数学編』教育出版、2008年

授業時に指示する。各社発行の検定教科書（中学校数学）も参照のこと。

第1回目の授業に必ず出席のこと。