経営情報入門Ⅰ

授業の目的・内容

現代社会において、計算機の利用法は多岐にわたり、計算機を使いこなすことが現代人の必須条件となっている。たとえばレポート(一般社会では報告書)はワープロで書くのが普通になり、就職情報の取得や資料請求などでインターネットを利用することが多くなっている。そこで「初等情報処理1」と「初等情報処理2」では、計算機を文房具代わりとして使いこなせるようになることを目的としている。情報処理に関する初心者を対象にするが、学生生活中必要な事項を学ぶので、できるだけ早い時期に履修することが望ましい。また、「初等情報処理2」を引き続き履修することが望ましい。「初等情報処理1」では、世界各国に接続されたインターネットの使用法や、それを使用する際に起こり得るトラブルの回避法や情報倫理について学び、実用的文房具としてのワープロ、表計算ソフトの必要最小限の知識が得られるようにする。

授業計画

コンピュータ利用(電源投入、パスワードの入力、コンピュータ利用終了手続き、授業登録実習)
図書館の利用(GLIM/OPACの利用法等)
大学のPC活用の概要とインターネットの仕組みの概要
インターネット入門:電子メールの使用法・WWW上での情報検索
インターネットセキュリティーと情報倫理
ワープロ入門1(MS-Word)(簡単な文書の作成と整形、表の作成と罫線)
ワープロ入門2(MS-Word)(文書に表や画像を張り込む)
表計算入門1(MS-Excel)(簡単な表の作成、よく使うExcelの関数)
表計算入門2(計算式の利用、表のグラフ化)
表計算入門3(Excelを用いたデータベースとその処理法)
10 ワープロと表計算ソフトの連携(MS-Word+MS-Excel)(表の張り込み、グラフの張り込み)
11 総合演習
12 プレゼンテーション入門
13 プレゼンテーション(発表会)
14 まとめ
15 予備日

授業方法

各自1台のノートパソコンを使用して、実習主体で行う。

成績評価の方法

出席状況とレポートによる。
情報倫理に関するWebクラスの試験5問とも95点以上取ることが、単位取得のための必要条件である。

参考文献

入沢寿美・田中伸英・高林茂樹・高橋裕思考力をつける情報活用版、サンウェイ出版2009
授業中に配られる、冊子を参考資料とする。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

指定されたクラスがある場合は、必ずそのクラスに履修すること。