市民と法
銀行の取引実務

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
平野 眞由 講師 4 1~4 通年 1

授業の目的・内容

姉妹授業である「現代社会と法」と共に、銀行の具体的業務を通じて、様々な法律を解説します。
法律への興味や関心を育むことが目的となります。
本授業では、特に、取引に関することを中心に扱う予定です(姉妹授業である「現代社会と法」では、取引以外に関する内容を中心とする予定です)。
授業に出席して講義を聴けば、皆さんが社会のこれまでに知らなかった様々な実態(現実)を、数多く知ることができると思います。

授業計画

【第1クール】1/7回
全7回を、民法・会社法等の商法・刑法・独占禁止法等について、解説する予定です。
2/7回
3/7回
4/7回
5/7回
6/7回
7/7回(補講-5/25)
【第2クール】1/8回
全8回を、融資取引・融資管理・融資回収、担保・保証について、解説する予定です。
2/8回
10 3/8回
11 4/8回
12 5/8回
13 6/8回
14 7/8回
15 8/8回(補講-7/20)
16 【第3クール】1/6回
全6回を、民法・会社法等の商法・刑法・独占禁止法等について、具体的な事例問題を解説する予定です。
17 2/6回
18 3/6回
19 4/6回
20 5/6回
21 6/6回(補講-10/12)
22 【第4クール】1/9回
全9回を、融資取引・融資管理・融資回収、担保・保証について、具体的な事例問題を解説する予定です。
23 2/9回
24 3/9回
25 4/9回
26 5/9回
27 6/9回
28 7/9回
29 8/9回
30 9/9回(補講-12/21)
本学の就職先として概ね3人に1人の割合とされる金融業のなかでも、銀行業は最も受講者に親しみある業界と思われます。
また、銀行との取引は、今後の皆さんの将来に、必要不可欠であることがほとんどであると思います。
したがって、授業は社会で役立つ内容を心掛けます(特に、第2学期では、具体的な事例問題を掲げて解説を行う予定です)。

授業方法

【授業前】授業予定項目をG-Portを利用し、授業前に情報発信します。
【授業時】できれば、授業項目を板書しておきます。
授業は、基本的に、板書項目に従って進行します。
実例をできるだけ挙げて、内容解説します。
無理をせず、わかり易い授業を追求します。
板書を大切にし、黒のみならず青、赤3色使い、役立つノートができるよう配慮します。
【授業後】出席用紙に記載された授業質問等を全受講者へフィード・バックしたり、授業内容をフォロー・アップすべく、常時、G-Portを利用した情報発信を心掛けます。

成績評価の方法

基本評価と加減修正評価
基本評価は、授業の取組姿勢(授業出欠・授業感想や改善提案の記載等)の日常平常点(概ね30点前後)と、平成26年1月18日~同24日に提出済みのレポート評価(概ね70点前後)です。
したがって、基本的に、授業にきちんと出席しないと、提出レポートで仮に満点を得たとしても、優評価である80点以上は取得できません。
なお、遅刻の取扱いは、大原則、交通機関の遅延証明書等、客観的な事実確認ができない限り、「完全な出席扱い」とすることはできません。
加減修正評価は、受講者全体の共同利益になったか(加点)、逆に共同不利益になったか(減点)によります。
共同利益の具体例は、板書研究のために板書ノートを提供してくれたり、授業前の授業予定項目の書出しをしてくれたり、出席用紙の配布をしたり、授業準備等のために白板の板書事項を消す等の支援が該当します。
逆に、共同不利益の具体例は、私語等です。学生証の提示等により迷惑行為者を特定し、減点評価を行うのみならず、退出していただくこともあり得ます。

教科書

教材はどこまで皆さんに役立てるものが作成できるか、授業担当の準備時間等の関係から確かなお約束はできませんが、できるだけ努力して良質なものをG-Portを通じ皆さんに提供できればと考えています。

参考文献

長谷部由起子ほか編修デイリー六法平成25年版、三省堂2013
長谷部由起子ほか法の世界へ』(アルマ第5版、有斐閣2012
長谷部由起子ほか民事執行・民事保全法』(アルマ第3版、有斐閣2011
長谷部由起子ほか破産法・民事再生法概論商事法務2012
長谷部由起子ほか民事訴訟法』(アルマ有斐閣2009

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

○他学科の受講者も歓迎します(受講許可します)。自身の興味・関心を最優先して、受講判断していただければ幸いです。
真面目に誠実に取組んで受講していれば、心配のない授業を心掛ける所存です。
高等科生の履修でも、理解を得られる授業を目指します。
○授業担当者とのコンタクトのための電子メール・アドレスは、初回講義から3回まで、お伝えする予定です。
真剣に努力する人には、授業担当なりに力を尽くして応えたいと思いますので、授業前後等、遠慮なく声掛け、連絡してください。