※日本文学演習
『うつほ物語』の世界―生成する物語

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
神田 龍身 教授 4 4 通年 5

授業の目的・内容

平安時代の物語文学は、いかに生成され、発展してきたのか。完成形態としてある『源氏物語』から考えることには限界があり、『源氏』以前成立の『うつほ物語』を俎上にのせることで、考えてみたい。なお、「蔵開 上」巻以降を後篇、それ以前を前篇の物語とする。

授業計画

求婚譚という磁場について。
求婚譚という磁場について
前篇論(1) 正頼系世界の物語構造について。
前篇論(2) 正頼系世界の物語構造について。
前篇論(3) 正頼系世界の物語構造について。
前篇論(4) 三奇人の物語について。
前篇論(5) 三奇人の物語について。
前篇論(6) 俊蔭系世界の物語構造について。
前篇論(7) 俊蔭系世界の物語構造について。
10 前篇論(8) 俊蔭系世界の物語構造について。
11 前篇論(9) 媒介項としての藤原氏について。
12 前篇論(10)媒介項としての藤原氏について。
13 前篇から後編へ。
14 まとめ
15 予備日
16 後篇論(1) 源氏と藤氏の権力闘争の物語について。
17 後篇論(2) 源氏と藤氏の権力闘争の物語について。
18 後篇論(3) 源氏と藤氏の権力闘争の物語について。
19 後篇論(4) 源氏と藤氏の権力闘争の物語について。
20 後篇論(5) 学問の家の物語について。
21 後篇論(6) 学問の家の物語について。
22 後篇論(7) 秘曲・秘琴伝授の物語について。
23 後篇論(8) 秘曲・秘琴伝授の物語について。
24 後篇論(9) 秘曲・秘琴伝授の物語について。
25 後篇論(10)秘曲・秘琴伝授の物語について。
26 『うつほ物語』から『源氏物語』へ。
27
28
29 まとめ
30 予備日

授業方法

本年度の授業はすべて私・神田が発表者となる。私の発表は1時間程度、残りの30分を受講生との討議の時間にあてたい。

成績評価の方法

レポートと出席状況

教科書

『うつほ物語』の全文を有するテクストならなんでも可。

参考文献

参考文献は授業中適宜指示する。