日本政治過程論演習
政治儀礼と政治象徴の研究

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
坂本 孝治郎 教授 4 3~4 通年 5

授業の目的・内容

今年度は、ルーティンとして内閣・政党・国会等について1週間単位でその動静を同時進行的に観察、そして政治における儀礼と象徴について参考文献を講読しつつ、事例研究・調査研究を行います。すなわち、「首相・政党・議会の儀礼」や「天皇・皇室の儀礼」それに「政治体制・政治社会の記念日儀礼」などに照準を据え、象徴の使われ方も含めて政治社会の理解を深めることを目指します。

授業計画

オリエンテーション:1週間の動静年表の作成方法について
4年生のゼミ論の紹介
儀礼に関する参考文献の内容報告(1)
儀礼に関する参考文献の内容報告(2)
儀礼に関する参考文献の内容報告(3)
儀礼に関する参考文献の内容報告(4)
儀礼に関する参考文献の内容報告(5)
象徴に関する参考文献の内容報告(1)
10 象徴に関する参考文献の内容報告(2)
11 象徴に関する参考文献の内容報告(3)
12 象徴に関する参考文献の内容報告(4)
13 象徴に関する参考文献の内容報告(5)
14 「政治儀礼の調査研究」の焦点をいくつに絞るか
15 *理解度の中間的総括
16 「政治と象徴」というテーマでどんな研究を行うか
17 主要な儀礼について、新聞検索・調査報告(1)
18 主要な儀礼について、新聞検索・調査報告(2)
19 主要な儀礼について、参考論文報告(1)
20 主要な儀礼について、参考論文報告(2)
21 象徴について関連論文の調査、内容報告(1)
22 象徴について関連論文の調査、内容報告(2)
23 東日本大震災と慰問儀礼
24 東日本大震災と追悼儀礼(1)
25 東日本大震災と追悼儀礼(2)
26 政治儀礼研究の報告(1)
27 政治儀礼研究の報告(2)
28 政治象徴研究の報告(1)
29 政治象徴研究の報告(2)
30 *最終的な調査・研究報告の総評

授業方法

参考文献も含め、詳しくは『政治学科の演習案内』を参照のこと。

成績評価の方法

平常点とゼミ論で評価する

参考文献

川田順造日本を問い直す―人類学者の視座青土社2010
倉林正次儀礼文化学の提唱おうふう2011

履修上の注意

履修者数制限あり。(10名前後名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

連絡は基本的にメールを介して行います。