日本政治外交史演習
国際システムをデザインする

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
井上 寿一 教授 4 3~4 通年 5

授業の目的・内容

【目的】
考え方が異なる人が集まることで生まれる知的緊張関係をエネルギー源として、相互の違いを認識し合いながらも、相互依存関係で結びついたネットワークを形成し、課題達成のために協力することが、このクラスの目的です。
☆ 問題発見能力の養成
☆ 自分の頭で考え、自分の言葉で表現するトレーニング
☆ 共同作業・共同討論による知的な人間関係の構築
☆ 「書を持って街へ出よう」
【テーマの説明】
日本外交はどのような国際システムをデザインするべきか、時事問題を読み解きながら考えて、政策提言書にまとめます。

授業計画

オリエンテーション
何が問題かを調べる(1)
何が問題かを調べる(2)
課題を設定する(1)
課題を設定する(2)
どのようにアプローチするか(1)
どのようにアプローチするか(2)
インタビュー実習(1)
インタビュー実習(2)
10 個別テーマの選定作業(1)
11 個別テーマの選定作業(2)
12 資料の読解(1)
13 資料の読解(2)
14 資料の読解(3)
15 個別テーマのプレゼンテーション
16 個別テーマA−調査報告と分析−
17 個別テーマB−調査報告と分析−
18 個別テーマC−調査報告と分析−
19 個別テーマD−調査報告と分析−
20 政策研究成果報告書(案)の中間発表(1)
21 政策研究成果報告書(案)の中間発表(2)
22 政策研究成果報告書(案)の中間発表(3)
23 政策研究成果報告書(案)の中間発表(4)
24 政策研究成果報告書の完成版の作成(1)
25 政策研究成果報告書の完成版の作成(2)
26 政策研究成果報告書の発表会(1)
27 政策研究成果報告書の発表会(2)
28 政策研究成果報告書の発表会(3)
29 まとめ
30 自主研究
第1学期は、参加者全員が共通の基礎的知識を身につけ、問題の所在を確認し、問題関心の共有を図ります。第2学期は、ワークショップ形式の共同研究を中心として、個別テーマの分析を進めます。
なお上記の予定は暫定的なものです。作業の進捗状況に応じて、組み替えることが前提です。

授業方法

第1学期は、バズセッション中心の討論形式。第2学期は、3、4年生混成グループによる共同作業形式。インタビュー取材や当事者からのヒヤリング、関係者との意見交換を行い、校外見学を含むフィールドワークを積極的に展開します。年度末に政策研究成果報告書を作成します。

成績評価の方法

総合評価
平常点と政策研究成果報告書の内容を中心に、総合的に評価をおこないます。

教科書

井上寿一ほか日本の外交(全6巻)岩波書店2013
テキストはこちらで準備します。各自が購入する必要はありません。

参考文献

開講時に参考文献リストを配付します。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

合宿を行います。