地方政治演習
地方の政治、行政、政策

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
伊藤 修一郎 教授 4 3~4 通年 4

授業の目的・内容

地方における政治過程や地方自治体の組織および政策過程を理解するための理論及び調査・分析・発表の技法を学ぶことを目的とする。参加者それぞれがテーマを決め、リサーチを実施し、最終成果物として一定量のリサーチペーパー(ゼミ論文)を仕上げることを目指す。

授業計画

オリエンテーション
文献講読
研究内容報告
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16 文献講読
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講読文献や授業の進め方は参加者の興味や意欲を勘案して決める予定。各自のリサーチがまとまった段階で、プレゼンテーションの機会を設ける。

授業方法

文献講読と参加者各自の調査が、ゼミ運営の両輪となる。両者を並行して進めることによって、理論や技法の理解が深まると期待する。
各自の調査においては、参加者各々が興味のある政策分野、地域、自治体などを選定し、文献を読み、実際に現地に足を運んで調査を行なう。たとえば、なぜA市ですぐれた政策を展開しているのにB市ではそれができないのか。C町で効率のよい事務処理が行われ、全国的に注目されているが、それはなぜか。こうしたテーマを設定し、1年間の調査、文献講読、討論を通じて、答えを探求する。

成績評価の方法

出席、授業への貢献と期末レポート

教科書

伊藤修一郎政策リサーチ入門東京大学出版会2011
秋吉貴雄ほか公共政策学の基礎有斐閣2010
ロバート・パットナム哲学する民主主義NTT出版2001
授業時に指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

「政治学Ⅲ」(または「社会統計学Ⅰ・Ⅱ」)の履修を求めます。地方政治研究には統計を使うことが多いからです。
選抜が必要なときは、統計の授業の既修者を優先します。