公共政策Ⅰ
公共政策の基本的な理解と把握

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
西 達男 講師 2 1~4 第1学期 1

授業の目的・内容

公共政策は行政と経済と政治が相互に関連した学際的分野であり、その基本的知識を学ぶとともに、現実の公共政策についての全体的な理解と把握を目的とします。

授業計画

オリエンテーション(全体の講義の進め方)
公共政策概論(公共政策の全体像、目的、特徴)
政府の役割(1)(市場と政府(市場の失敗、政府の失敗)など)
政府の役割(2)(福祉国家と公共政策)
公共政策の主体(1)(国会、内閣、官僚制、諮問機関など)
公共政策の主体(2)(公益法人、NPO/NGO、官民協働など)
公共政策と国・地方関係(集権と分権)
前半のまとめと補足
公共政策の形成(1)(法律、予算、計画の策定)
10 公共政策の形成(2)(許認可、規制と誘導、行政指導など)
11 公共政策の展開(1)(財政・金融政策、成長政策など)
12 公共政策の展開(2)(労働・雇用政策、福祉政策など)
13 公共政策の評価・管理(NPM、PFIなど)
14 理解度の確認
15 予備日

授業方法

講義形式(各回ごとにレジュメ配布)

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
試験は、示されたテーマとキーワードを用いた論文形式とします。

教科書

指定しませんが、参考文献を随時授業の際にお知らせします。

参考文献

井堀 利宏基礎コース 公共経済学版、新世社1998年、ISBN:4915787869
常木 淳「法と経済学」による公共政策分析版、岩波書店2012年、ISBN:9784000247818
西尾 勝行政学版、有斐閣2012年、ISBN:4641049777