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マスメディア論Ⅰ
| 担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
| 竹下 俊郎 講師 |
2 |
1~4 |
第1学期 |
水 |
2 |

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テレビや新聞といった伝統的メディアは、20世紀後半にそうであったような、全社会的規模の公共的コミュニケーションを独占するといった存在では、もはやない。しかし、複合的メディア環境へと変化した現在でも、マスメディアはいまだ大きな社会的役割を果たしている。このマスメディア論Ⅰ・Ⅱでは、Ⅰではマスメディアの構造とマスコミュニケーションの過程について、Ⅱではマスメディアの社会的・政治的機能について講じる。マスメディア論Ⅰではメディアシステムの成り立ち、制度としてのメディアが他の制度や法規範とどう関連しているか、コンテンツ(とくにニュース)の制作過程、メディアの利用過程といった主題を取り上げ、社会制度としてのマスメディアに対する受講生の理解を深めることを目的とする。

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| 1 |
イントロダクション |
| 2 |
多様化するメディア環境とマスメディア |
| 3 |
産業としてのマスメディア(1) |
| 4 |
産業としてのマスメディア(2) |
| 5 |
産業としてのマスメディア(3) |
| 6 |
メディアの自由と責任(1) |
| 7 |
メディアの自由と責任(2) |
| 8 |
ニュース制作とその規定要因(1) |
| 9 |
ニュース制作とその規定要因(2) |
| 10 |
ニュース制作とその規定要因(3) |
| 11 |
メディアの利用過程(1) |
| 12 |
メディアの利用過程(2) |
| 13 |
メディアの利用過程(3) |
| 14 |
メディアの普及とデジタルデバイド |
| 15 |
理解度の確認 |

- 第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
- レポートを課す場合もある

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藤竹暁(編)『図説 日本のメディア』NHK出版、2012年、ISBN:9784140911969
蒲島郁夫・竹下俊郎・芹川洋一『メディアと政治』(有斐閣アルマ)改訂版、有斐閣、2010年、ISBN:9784641124233